ホーム home << ブロック block << #6403-b テイルブロック マホガニー材
材質 : マホガニー材
サイズ :約60mm x 約130mm
厚さ : 約20mm
カット : ラフカット
ラフカットされたマホガニーのテイルブロックです。多くのアコースティックギターに使用されている材質です。マホガニー材は世界的な優良材で有名です。軽く加工しやすい木材でギターの多くの部位に使用されます。このブロックはギター低部に使用します。側板どうしの接ぎ合せ箇所に必要です。表板・裏板との接面は可能な限り少なくした方が表板・裏板の振動が向上すると考えられるので、その部分は必要に応じてラウンドカットし接面を減らします。接着時はずれやすいので注意が必要です。クランプや当て木を多用して慎重に、楽しく作業を進めましょう。ブロックサイズは比較的小さめですが、その分木材の振動が向上して良音になります。ギター製作時にはこのようなパーツにもこだわってゆけば、最終的には素晴らしい音が出るようになります。パーツのサイズや材質にも十分配慮しましょう。尚、木材は木目や色が多少異なる場合がありますのでご了承下さい。又、製作されますギターの大きさを考慮してサイズがその範囲内にあるか注意して下さい。
0220. おすすめ度 ★★★★★ fukushi様 2009-10-15
注文してから到着までが早い。
連絡も随時メールが入るので安心して取引ができます。いままで注文漏れもなく到着しております
。
沢山のお買上げありがとうございます。今回ギター製作関係のご利用ですが、製作に当たってのお尋ね等ございましたら、お気軽にお聞かせ下さい。当方も個人製作していますので、お答え出来ることもあるかと存じます。
本当にありがとうございました !
マホガニーについて
センダン科
気乾比重 : 0.66
産地 : 中南米各地、中央アフリカ
基本的には中米ホンジュラス産の「ホンジュラン・マホガニー(Honduran Mahogany)」のことを指しますが、アフリカ産の「アフリカン・マホガニー(African Mahogany)」も使用されています。ホンジュラス産の材は現在では希少で、同種のブラジル産のものが主に使用されています。
材色は淡い黄色から褐色で、サイド&バックの他にもネック材としてよく使用されます。
マホガニー材は非常に音抜けの良い材で、クリアでカラッとした音質と全体のバランスの良さが特徴です。アコースティックギター側板の定番材として広く知られています。マホガニー材には、主にホンジュラスやアフリカ産がサイド/バック、ネック材として使用され、特にホンジュラス産が最高と言われています。サウンドは軽く明るいのが特徴で、繊細なフィンガースタイルからダイナミックなフラットピッキングまでオールラウンドに楽しめます。又、かなり初期の段階からギターには使用されており、クラシックギターやフォークギターなどのネック材などに多く見られます。
時代背景として18世紀初頭から19世紀初頭まで、イギリスやヨーロッパでは家具材の主流としてマホガニーが大量に使用されていたので、ギター業界もその影響で使用していたのだと思われます。ちなみにマホガニー以前はどのような材が使用されていたのかというと、「オーク」が主流材だったようです。
「フィリピンマホガニー」は、東南アジアなどで産する「ラワン・メランチ類」のアメリカでの呼び名です。マホガニーがセンダン科であるのに対して、フィリピンマホガニーはフタバガキ科に属します。つまり、違う種類の木なのです。ただ、見た目がマホガニーに似ているところからこの呼び名がついたものと思われます。今では一般的な呼び名になっています。
では、本物のマホガニーは一体なんと呼ばれているのでしょうか。それは中央アメリカで産する「ホンジュラスマホガニー」です。フィリピンマホガニーに比べると、材質の上で明白に違うのがわかります。また、最高ランクのマホガニーはネック材にしたときに、メイプルに匹敵する強度・剛性を持っていると言われます。この事でも材質がいかに良い物なのかがわかると思います。
マホガニー材は世界でも有数の優良材です。そのおかげで代用代も数多く出回っています。同じセンダン科の「ラング(リンパガ)」「サペリ」「アフリカンマホガニー」「ウエスト・インディアン・マホガニー」などです。
中には「パシフィックコーストマホガニー」や「カリビアンマホガニー」などのように、ワシントン条約(付属書II)によって規制されている物もあります。ホンデュラスマホガニーも現在では丸太での輸入が困難な状態にあります。規制される日は近いかもしれません。
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