ホーム home << アクセサリー accessory << #4609 簡易ブリッジピン抜き パドゥク
仕様 : アコギ用簡易ブリッジピン抜き
素材 : パドゥク
幅 : 約13mm
長さ : 約60mm
厚み : 約6mm
強度 : 弱い
塗装 : 天然油によるオイルフィニッシュ
パドゥク材でできたAcoustic Guitar@parts.net オリジナルの簡易ブリッジピン抜きです。ブリッジピンが堅く手で抜きにくい時に使用します。木製で滑らかに仕上がっていますので、ギターを傷つけません。アクセサリーとしてもご利用下さい。尚、木製のため強度が極めて弱く、ピン抜きに過度の力が掛かるとヒビが入りますのでご注意下さい。
【ご注意】
この「ピン抜き」は、抜きが固過ぎる状況で無理に力を入れると、ピン先にひび割れが生じます。この「ピン抜き」を使って抜く際、固くて全く動かない場合は絶対にそれ以上力を加えず、まずペンチなどでピンを引っ張るか、底からピンを押し上げるかしてピンを抜きます。その後、ピン穴を広げるか、ピン自体を細くするかのリペアーを行って下さい。その後、通常の固さの範囲内で使用して下さい。
パドゥク材について
名称・・・花梨(花欄・花林)(Chinese quince)
その他呼び名・・・印度紫檀(インドシタン)(印度花梨(インドカリン))、ヤエヤマシタン、ナーラ(ナラ)(フィリピンでの呼び名)、リングア(リンクワ)、アンサナ(アングサナ)(インドネシアでの呼び名)、パドウク(パドック)(ミャンマーでの呼び名)、ニューギニアローズウッド(パプアニューギニアでの呼び名)、セナ(マレーシアでの呼び名)、本花梨(ホンカリン)、ビルマカリン(ビルマシタン)、プラドウ
科目・・・マメ科ソラマメ亜科シタン(Pterocarpus)属・広葉樹・環孔性散孔材・離弁花類(被子植物)
学名・・・Pterocarpus indicus Willd
Pterocarpus macrocarpus(ビルマカリン)
産地・・・タイ、ミャンマーなどの東南アジアに多く、フィリピンを経てニューギニアなど
性質・・・木理:かなり交錯、辺心材の境目:明瞭、肌目:やや粗、硬さ:極硬、腐食耐久性(耐朽性):強、磨耗耐久性:強
加工性・・・鋸挽:やや容易〜(困難)、鉋掛:やや容易〜(困難)、釘打保持力:強、糊付接着性:良好〜中、乾燥:中〜困難、塗装性:注意
用途・・・造作材、家具
器具、楽器、装飾材、床柱、床廻り材、スライスドベニヤ、唐木細工、指物、三味線の胴、重構造材、車輌材、羽目板、床張
その他・・・唐木のひとつ。一般に均一な色調を示すことは少なく、縞模様になることが多いです。表面仕上は良好ですが、仕上げ時に逆目が立ちやすいです。ゆっくりと乾かさないと乾燥によって狂いやすいです。磨くと光沢が出て美しい材です。バラ科の果樹・花木として知られるカリンとは全く別の種類で、日本産ナシ科のカリンも榠櫨や花輪と書き全く別の樹種。同属の樹種にアフリカ産のアフリカンパドウク(学名:Pterocarpus soyauxii)があります。同属の類似の種類があり、ローズウッドなどはカリンとして扱われることがあります。広義にはシタン類の一種で、中国名では紫檀とされます。斑の模様は不明瞭で、インドシナに生育し大木になります。通常の樹高は10m、樹径0.8m程度ですが樹高30〜45m、樹径1.8mにも達します。材の浸漬液(木材を削り試験管に入れて水を注いだもの)を太陽光にかざすと美しい蛍光を発します。シタンやコクタンの代替材として用いられることが多く、シタンよりやや軽軟で材質は劣ります。
インドシタン=ナーラ=リングア(フィリピン、インドネシア産)が学名:indicusの樹種で、ホンカリン=ビルマカリン=パドウク=プラドウ(タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム産)が学名:macrocarpusの樹種として二つを分けることもあります。 同属の樹種にアフリカ産のムニンガ(学名:Pterocarpus angolensis)もあります。
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