ホーム home << サドル saddle << #2716-b 牛骨 漂白 ジグザグ加工 2.7x72x11.5mm
仕様 : アコースティックギター用
材質 : 牛骨 ( BONE )
素材 : ソリッド
サイズ : 厚さ2.7mm x 長さ72mm x 高さ11.5mm
漂白 : あり
加工 : ジグザグ加工済
研磨 : 無し
カット : ラフカット
標準的なオクターブピッチ調整加工がされた、厚みが2.7mmの牛骨サドルです。この加工は弦によりピッチが微妙に異なるのを補正したものですが、厳密にはギター毎にピッチが異なります。この加工はおよそのピッチ調整と理解されるのが賢明です。。材質的には中級以上のギターに使用されています。リペアやグレードアップには標準の素材と言えます。音色は堅過ぎず、柔らか過ぎず、オールマイティに使用できます。クリーム色系の色合いではなく、ほぼ真っ白な色合いとなります。清潔感ある感じが好みの方に適しています。バインディングなどが白系統のギターとの相性が良いでしょう。サドルは弦の振動を直接受ける重要な役割を持っているパーツですので、素材にはこだわりましょう。
サドル加工をご自分で行う場合、加工やリペアに不慣れな方は、成形の失敗を考慮しサドルを複数個確保しておくことをおすすめします。スぺアのサドルが手元にあれば、万一成形に失敗しても別のサドルで再加工が可能ですので、精神的にも余裕を持って成形に取り組めます。尚、当方が提供するパーツを使ってリペアを試みられた結果、不具合やトラブルなどが発生しましても当方では責任を負いかねますので、宜しくお願い致します。
サドル選びの際は、「ブリッジ溝」と同じかそれに近い厚みのものを選ぶのがポイントです。厚みを調整する作業は手間が掛かりますので、出来る限り「ブリッジ溝」の厚みにピッタリか近いサドルが理想です。まずは「厚み」を基準に選ばれるのが賢明でしょう。
0792. おすすめ度 ★★★★★ erlove様 2015-06-06
ミニアコースティックギターに装着したところ、伸びのある、歯切れがいい音に変化し、購入してとても良かったです。
ミニアコースティックギターはサドル材がどのようなものが付いていたかわかりませんが、比較的プラスチック製が多いと思います。もしプラスチック製が付いていたなら、牛骨素材に交換すると効果がよくわかるのではと思います。この度は当店をご利用頂き誠にありがとうございました。又のご利用をお待ちしています。ありがとうございました。
0774. おすすめ度 ★★★★★ tosiokab様 2015-04-19
迅速に対応いただきました。アコギのキットには関心があります。また、お世話になると思います。よろしくお願いします。
この度は当方をご利用頂きまして誠にありがとうございます。オクターブチェックもある程度されているサドルです。現在使われているサドルの山が同様な形状のサドルであれば、殆ど山の調整は不要かと思います。あとは必要に応じて厚み、長さ、高さを微調整すれば良いでしょう。キットは製作する楽しみがありますので、是非一度試してみてください。それでは又のご利用をお待ちしています。ありがとうございました。
0623. おすすめ度 ★★★★★ 江原由則様 2013-02-18
親切、丁寧、迅速に対応して頂きました。サドルもしっかりした物で満足してます。ブリッジピンと一緒に購入し、交換しましたが、驚く程音が変わりました。高音が煌びやかといいますか、綺麗な澄んだ音になりました。
サドル交換はギター本体を傷つけることなく簡単に出来るので、さらなるグレードアップをご自分でやられることをおすすめします。サドルの高さ、形状、溝とのフィット具合など加工に慣れが必要ですが、楽しみながら行って、万一失敗しても別のサドルでトライ出来ます。ブリッジピンの交換も有効な方法です。さらにナット材の交換もさらに有効です。また何かありましたらお気軽にご利用ください。ありがとうございました。
0609. おすすめ度 ★★★★☆ LOUIS様 2012-11-24
この度は、ありがとうございました。
saddleの方は加工もしやすくいい具合に収まり
気にいって使用しております。
k.yairiのRFにつけたのですが弦間隔が狭くて、3弦の所が
ちょうど角になったのでその部分を削る必要がありました。
音程は無加工品に比べるととても安定しています。
また、機会があればよろしくお願いします。
この度は当店をご利用頂き誠にありがとうございます。ジグザグタイプのサドルはカーブ加工と標準のオクターブピッチ加工がされたものです。この形状でおよその加工がされていますので、微調整が必要な場合でも比較的簡単に出来ます。厚みが合えばおすすめのサドルと言えます。サドルの高さを調整する場合は、底面で行うのが良いと思います。上部は修正すると加工が若干むつかしくなります。それでは又のご利用をお待ちしています。ありがとうございました。
0602. おすすめ度 ★★★★☆ サドル 牛骨漂白 ジグザグ良いね様 2012-10-28
商品が到着してから一年以上経ちます。実は折角取付けたのにオクターブチューニングが合わなかったんで、弾かなくなってました。
もう一回注文し直して加工の行程からやり直そうと、今日サドル部分を逆に取付けてみたら、会うんです。オクターブチューニングが。どうやら取り付ける方向を間違ってたみたいでした。2弦側が凹んでるのがこのギターにとっては正解だったみたいでした。プラスティックからの交換でしたが、"新しい弦"の音が前に出る感じが心地良いです。これからも頑張って下さい。バリエーションももっと増やしてもらいたいデスね。
この度は当店をご利用誠にありがとうございます。オクターブの調整はサドルの山で行うのが通常ですが、音程チェックを慎重に行い、サドルの山をどちら側にもってゆくかを決める作業が重要ですね。12フレットを押さえた音が、ハーモニックスの音より低い場合は山を後ろに、その逆の場合は山を手前にします。 山の付け方は好みでなだらかにしてゆくのも綺麗な仕上がりとなります。バリエーションとしては現状、素材が牛骨と象牙ですが具体的なご要望がありましたら今後の品揃えに反映してゆきたいと思います。これからもどうぞ宜しくお願い致します。
0580. おすすめ度 ★★★★★ HAMAC様 2012-03-17
GregBennettのAS0Rに加工して取り付け。音はかなり変わりましたが、好きな音質には今一歩。高さが11.5mmというのは少し高めかと10mmくらいのもあると加工しやすいかと思います。
汎用として一般的なオクターブピッチ調整のサドル山が加工されているものです。ギターによってはサドル高が高いものもありますのでパーツとしての高さは微妙なところですね。高過ぎると加工の手間が増えるのも確かですが・・・交換前のサドル山が複雑になってなければ、未加工のもう少し低いサドルを使うのも1つの方法ですね。今後の品揃えも検討したいと思います。ありがとうございました。
0512. おすすめ度 ★★★★★ TANI様 2011-09-03
まず振込後、迅速出荷対応◎です。35年前に購入の思い出のモーリスW−20を復活させるべく使用しました。高さを紙やすりでかなり削りましたが、削る作業自体は簡単でした。音的には倍音の響きが良くなり、弦高も合いましたのでビビりもなくなりました。個人的にはギブソンJ−45にも試したく厚さ3ミリが発売されると嬉しいです。
サドルの交換ご苦労さまです。ご自分でリペアされうまくいったようですね。思い出深いギターをご自分で直してやれることは感慨深いこととお察し致します。音も良くなったとのこと、さぞ満足されていることでしょう。このタイプのサドルで3mm厚がまだないので、今後の品揃えを可能であれば増やしてゆきたいと思います。貴重なご意見ありがとうございます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございました。
0448. おすすめ度 ★★★★★ こむたん様 2011-05-08
モーリスの古いギターに着けました。
四角い状態からオクターブが合うまでこの形に削るのは時間と労力が大変ですが
高さを切って厚さを少し調整した以外ほとんど加工しないでオクターブが合う様になりました。時間を作って他のギターも取り替えようと思います。
加工の手間が多少は省けるので、このジグザグ加工のサドルは人気商品です。厳密に考えるとギター単体毎にピッチが異なりますが、概してとしてはこのような加工でうまく行くと思われます。念のため、オクターブピッチを確認されると良いでしょう。12フレットでハーモニックスと実際に押さえて出した音を比べて大きく音程が異なっていなければ、そのまま使って頂いて良いかと思います。
0398. おすすめ度 ★★★★★ となりのトトロ様 2011-01-28
初心者なのでちゃんとはわかりませんがなんか響きが良くなった気がします。
新しいブリッジピンも一緒にギターに取り付けたらギターにさらに愛着がわきました。
余分に振り込んでしまったお金も一緒に送っていただきありがとうございました。
サドルをご自分で交換されたのですね。きっといい音に変わったと思います。このサドルは音程のズレを少し調整出来る形状になっていますので、音程的にも安定していると思います。これからもどうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございました。
0386. おすすめ度 ★★★★★ 三重のG様 2011-01-05
ギブソンJ45 2009のサドルに交換しました。厚みと長さはほぼベストで、高さ調節だけを特にサンドぺーパーで削りました。牛骨漂白サドルが音に直接影響するとすれば、個人的には硬い音を求めるのと、逆に軟らかい音を求めるのと両極端のサドルが欲しいですね。ドンシャリ音と繊細な指弾き音に合うような二極化サドルがイイと思います。高品質・良心的な価格・求めやすい送料・商品の豊富さ・選びやすさ・どれを取っても他には無いと思いますし、今回は御縁があり購入して、本当に良かったです。御世話になりました。またの機会も御願い致します。ありがとうございました!
ギブソンギターのサドルを交換されたとのこと、御苦労さまでした。ギターの音質は弦に接する素材の堅さに比例する部分があり、堅い素材に弦が接すると音も堅くなり、柔らかめの素材に接すると音も柔らかめになります。どちらの音も出るようにするのは難しいですが、材料の堅さを選ぶことで、どちらにも偏り過ぎない音質が得られます。現在のギターが堅過ぎる音の場合は、エボニーなどの少し柔らかい木材を使うとまろやかでメローな音に修正出来ますし、逆にモコモコした音には骨材や角材、さらにメタル材などでシャープさが増しますので、現状のギターをどのような音にしたいかで素材を選ぶのが賢明かと思います。さらには、ナットやサドルが弦にどの様に接しているかでも音質が左右されます。接する面積が多いとシャリ感のあるジャージーな音になりますし、接する面積が少ないとクリーンでシャープな音になります。ナットやサドル形状にも配慮が必要です。次はナットにも是非トライしてみて下さい ! この度はどうもありがとうございました。またのご利用をお待ちしています。
0384. おすすめ度 ★★★★★ ZERO様 2011-01-05
迅速な対応で商品も価格も納得できて満足しています。
是非今後ともヨロシクお願い致します!
商品にご満足頂きとても嬉しく思います。価格については出来る限りお安くお届け出来るよう、努めてゆきたいと存じます。このサドルはオクターブピッチの補正がされたタイプです。完全な調整はサドルをセットした状態でさらにチェックが必要ですが、このまま使用しても大きく狂うことは無いかと思います。念のためサドルをセットした後に、オクターブピッチを確認されることをおススメします。こちらこそ今後とも宜しくお願い致します。ありがとうございました。
0371. おすすめ度 ★★★★★ miみの様 2010-11-30
商品が届いて今回も大満足です。また利用します。
商品にご満足頂き安心しました。毎度のご利用ありがとうございます。このサドルは一般的なオクターブピッチの調整加工がされたものです。全くオクターブピッチ調整を施さないサドルよりピッチがより向上すると思われます。但しギターの個体差までを補うものではありませんので、宜しくお願い致します。
0353. おすすめ度 ★★★★★ 横山様 2010-10-16
ギターのチューンナップやメンテナンスに興味を持ち、利用させていただきました。
サドル交換だけで、これ程違うものかと、感激し、ギターに対する愛着が増しました。
その他、いろいろなパーツを眺めては、次は何をしようかと思っています。
これから、自分にあったギターに仕上げていきたいです。
サドル交換をご自分でされたご様子、御苦労さまでした。ご自分で交換するのは失敗などもありますが、得ることも多いですね。これからもめげずに頑張って下さい。サドルやナットは弦に直接接する部分で、弦との接し方で音質が変わってきます。ハイポジション側弦高の微妙な調整もサドルで行います。ナットもより良い材質で適正に加工が出来れば音質がさらに向上してきます。一度ナットの交換をされると良いでしょう。リペア関連で何かありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。ありがとうございました。
サドルについて
サドルの素材は安価なものとしてはプラスチックがありますが、中級以上のギターには牛骨材が使われ、さらに最高級のギターには象牙材が使われています。最近ではABSやブラス(真鍮)、カーボン、セラミックなどの新素材も使われるようになっています。「 牛骨」が最も弦楽器に適しているという意見もあれば、ギターを作った人々の身近にあった素材がたまたま牛骨であっただけで、 素材として最適とは限らないという意見もあります。とは言っても、牛骨は古来より永く使われ続けていることには間違いなく、サドルの基準となる素材としての評価は十分あります。言わば「サドルの定番」としてまずはその特性を十分理解し、さらに他の素材を試してゆくというのが良いと思われます。又、象牙材は最高品質の材として広く知られ、音質的にもギターに非常に適した材として人気があります。ギターを最高の状態に近づけるグレードアップには、この象牙材を使用することが近道と言えます。
一般的に弦楽器が音を奏でるには、弦の振動が必要です。弦を振動させるには、弦を張り、その両端に楽器本体から弦を浮かせるものが必要となります。ナットは、指板(フィンガーボード)の上の端で、弦を乗せる台として使われるパーツです。 又、サドルは、ボディの下部のブリッジ側で、これもまた弦を乗せる台として使われます。 これらのパーツは音色にかなりの影響を及ぼし、硬めの素材を使えばサステインが向上しますが音の広がりは狭くなります。 反対に柔らかめの素材では、甘いトーンとなり、音の広がりが向上しますがサステインは抑えられる傾向となります。
サドルの成形ついて
サドルの成形については、既にブリッジに開けられている溝にサドルが合うかをまずチェックします。最初のチェックは厚みが合うかです。ブリッジの溝は3mm程度ですので、サドルもこの厚みに調整します。 厚みが調整できたら次は長さを合わせます。これは、ブリッジの原寸で合わせ、両端を丸めます。鉛筆で少し長めに線引きをしておき、バイスに固定して切ります。長さが決まったら次は高さです。高さはブリッジにサドルを付けて4mmぐらい上になるように調整しておきます。上部はフィンガーボードのカーブ ( R ) に合わせて若干のラウンドを付けておきます。そして若干の丸みをヘッド、エンド方向にもつけておきます。サドル底部が平らになっていて、ブリッジの底にぴったり付くかどうかもチェックします。ここにすき間があると音の伝達が弱くなります。ここの段階ではサドルの高さを、取り合えず4mmの高さにしておき、後で調整するという流れになります。弦高は僅かの違いで弾き易さがかなり違ってきますので、僅かずつ調整してゆきましょう。最終調整は弦を張ってオクターブチェックをしながら行います。
オクターブ調整は弦長の僅かな狂いを調整するもので、12フレット上のハーモニックスと押弦の音程の差をサドル山の位置をずらすことで、最小限の狂いに調整します。ハーモニックスより押弦のほうが高音の場合は、サドル山を後方に、その逆の場合はサドル山を前方に移動させます。
【作業工程例】
1 厚み調整
2 長さ調整
3 高さ調整
4 オクターブピッチ調整
サドル形状例
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