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ホーム home << ツール tool << #8007-a ナット溝用ファイル ( ヤスリ ) 3本組

 

ツール tool 

 

#8007-a 【ツール】
ナット溝用ファイル (ヤスリ) 3本組
10,000円 個数:     送料160円

 

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ツール ナット溝用ファイル  3本組

 

 

ツール ナット溝用ファイル  3本組

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  用途 : ナット溝堀り用ヤスリ
  セット内容 : 3本組  
  材質 : スチール
  溝幅 : ( .016 , .026 ), ( .036 , .042 ), ( .050 , .055 )
  ヤスリ部 : 100mm ( 全長195mm )

 

 


 

ナット溝堀用ヤスリ3本組です。ヤスリの両面幅が1本づつ異なります。基本で使用するギター弦の太さに応じて、溝の幅も変更します。基本で使用する弦のゲージが決まったら、それに合わせたヤスリを使用します。メーカーの弦はほとんどがセット売りとなっており、エキストラライト、ライト、ミディアムなどのセットにより弦の太さが決まっていますので、それに合わせて溝を掘ります。一般的には弦ゲージより少し太めの溝を切るのが良いでしょう。

 

 

 

0557.  おすすめ度 ★★★★★ ken様  2012-01-16

いつも、お世話になっています。ナットファイラーについては、汎用の細めの丸ヤスリを使用して来ましたが、特に1.2弦に不満がありました。専用のファイラーを購入し満足です。
この度も当店をご利用頂き感謝申し上げます。最近は自分で出来る限りリペアをやろうという方が多くなってきた感があります。まずはサドルからはじまり、次にナットという順でトライされる方が多いです。ナット溝は汎用やすりではうまくゆかないことがあるので、専用のツールがあれば作業が飛躍的に向上することでしょう。ギター愛好家の方はまずは頑張ってリペアに挑戦して頂きたいと思っています。どうしようもなくなったら、当方でも受け持ちますが... kenさんもリペア頑張ってらっしゃるご様子ですので、さぞかし腕のいいリペアをされていると想像致します。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございます。

 

 

0381.  おすすめ度 ★★★★☆ しまじろう様  2010-12-22

早速使っています。具合はよろしい。 刃先からもう少し上まで目立てがしてあれば、なお良いと思います。
とても貴重なご意見ありがとうございます。目立てがもう少し上まであれば、確かになお良いですね。機会がありましたら改善提案してみます。ファイルの種類も増やしてゆけたらと思っています。まだまだ至らない所が多いと思いますが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 ナットの交換方法

まずは弦を外し、交換するナット周りにマスキングテープを貼ります。これでナット周りに傷が付くのを最小限防ぎます。 外すナットはのちに溝間隔や形状などを参考にする場合がありますので、取り外した後も捨てないで保管しておきます。

 

 

横幅6cm x 縦2cm x 厚み1cm程度の「当て木」を用意し、キズが付かない「プラスチックハンマー」で指板側からヘッド方向に向かって画像のように叩きます。注意点は、いきなり強く叩き過ぎるとナットに接しているヘッドの付板部分が剥がれてしまいます。はじめは軽く叩いて剥がれ具合を確認しながら、ナットが外れるまで叩き方を除々に強くしてゆきます。

 

 

ナットが外れたら、次はナット取付け溝をクリーニングします。外したばかりの状態では接着剤が付き、底面や指板側が平らになっていません。これをヤスリや小型ノミなどで接着剤を払い、面を平らにしておきます。尚、指板部分は接着剤のみを注意深く削り取り、指板自体は絶対に削らないようにします。指板自体を削ってしまうと、弦長が狂ってしまいますので注意します。

 

 

次にナット幅の調整を行います。最終的に仕上げるナット幅より2mm程長くカットしておきます。例えばギターのナット幅が43mmであれば、この時点ではナット幅45mmでカットし最終的に微調整を行います。画像のように小型の「万力」にナットを縦長に固定します。

 

 

カットするナット幅が決まったら、細いノコギリでゆっくりカットしてゆきます。牛骨は堅い素材ですので、切削面が少なくなる様、縦に長い状態にセットします。

 

 

ナット幅をラフカットしたら、次にカーブ加工を行います。まずヘッド側部分のラウンドを大まかに描きます。( 画像の傾斜部分 ) 一般的にラウンドが緩やかですと太くて強い音、傾斜がきついとシャープで繊細な音に近づきますので、好みでラウンド具合を決めます。ナットのラウンド加工も「万力」に固定し「平ヤスリ」で行います。この「平ヤスリ」はフレットのすり合わせにも使用できる便利なヤスリです。基本ツールとして確保されることをおすすめします。

 

 

 

次は弦溝の位置を決めます。弦溝の位置は、まず両端の1弦と6弦の位置を決めてから、2〜4弦の位置を決めます。1弦の位置は外側にし過ぎると、弦を押さえた時にフレットから外れやすくなり、演奏に影響しますので、6弦の位置より内側に位置決めします。標準的にはナットの端から1.5mm〜3mm程度のところに決めます。1弦と6弦の位置が決まったら、次に2〜5弦の位置を決めます。例えば43mのナット幅であれば、7mm間隔でマークしておき、弦の太さ分を微調整します。演奏性を考慮すれば、弦の間隔が等間隔になるように位置決めするのが良いですが、弦の太さ違いを考慮する必要が出てきます。7mm間隔均等にマークしてから、太い4〜6弦の太さも考慮し0.5mm〜1.0mmの調整を行います。微調整をせず7mm等間隔のマーキングで溝を掘ると、太い弦側の弦間隔が縮まって押さえにくくなります。

 

 

又、弦溝は指板に並行ではなく、ヤスリをヘッド側に少し向け深めに掘ります。弦がストリングポスト向けて下がる角度より、少しきつめに角度を付けて掘ります。溝の角度の付け方でも音が変わりますので注意しましょう。「弦と溝がどうのような状態で接しているか」ということが音質を左右します。弦と溝が「平面」で接するとノイジ―で太く強い音になりますし、「点」で接するとクリアーで繊細・シャープな音になります。

 

 

 

又、中央に位置する3弦と4弦は溝の方向を「ストリングポスト」に合わせます。下の画像のように溝の方向を少し外側に向けます。ペグのストリングポストに向けて溝を掘ると、弦とナットの摩擦が軽減され、チューニングが滑らかになります。

 

 

 

次に弦溝の深さは弦高に関わる重要なポイントです。適度な高さになるよう慎重に作業します。目安として、カッターの刃などを2フレットとナットに接するようにセットし、1フレットとの隙間がどれくらいあるかを見ます。この間隔が各弦で均一になるように弦溝の深さを調整します。1弦〜3弦は深め」「4弦〜6弦は浅め」で弦高がほぼ均一になるはずです。ここでも「弦の太さ違い」が弦高に影響します。弦高は各弦均一が基本ですが、好みで1弦〜3弦を4弦〜6弦より僅かに下げる調整法もあります。

 

 

ナットの頭は指板のアール ( カーブ ) に合わせて成形します。

 

 

今までのところで、ほぼ成形は完了します。ポイントをまとめますと、

・ナットラウンド形状 ( 音質に影響 )
・ナット溝間隔 ( 演奏性に影響 )
・ナット溝角度 ( 音質に影響 )
・ナット溝深さ ( 演奏性に影響 )

以上に注意しながらお好みのサウンドに近づけるよう調整しましょう。弦溝を掘る際には専用ヤスリが便利です。弦の太さに応じて使い分け出来るので安心の専用ヤスリです。ナットの成形が終了したら、ナットを接着剤なしで仮セットし、弦を張り状態を確認します。弦を張った時点で不具合があれば再調整します。調整が全て完了したらナット底面・横面に3滴づつ程度「瞬間接着剤」を付けて固定します。

 

 

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