The Tommie Bradley-James Cole Group
「1928-1932」
Document DOCD-5189
よく一緒に演奏していたと思われる、ギタリストのトミーブラッドリーと、フィドラ―のジェイムズコールが関係したアルバムです。1928年から1932年の録音を集めたもので、この二人が入っていない可能性ありの曲もあり、謎の部分もあります。ピアノとギターのみをバックにした女性シンガーの(3)(4)や、弾き語りに近いブラッドリーの曲もありますが、大半はギター・フィドル・マンドリン・ウォッシュボードなどのストリング・バンドの音が楽しめます。コール以外のメンバーは白人ということになっている、(1)(2)や(11)などはヒルビリーで、ティンパンアリー産という(13)(14)と共に、いかにもストリングバンドらしいです。有名な(22)の楽しさも格別で、個人的には同曲の数あるバージョンの中でも特に勝れているものです。(3)~(8)の女性歌手は今一つ面白味に欠けますが、ブラドリーのブルース(15)(17)(19)等は渋い味わいがあります。
1. Bill Cheatum
2. I got a gal
3. Old fashioned blues
4. Seven men blues
5. Try that man o`mine
6. Pay with money
7. Can`t get enough
8. Good and hot
9. Mama keep your yes ma`am clean
10. Everybody got somebody
11. Where you been so long?
12. Adam and Eve
13. Runnin` wild
14. Sweet Lizzie
15. Pack up her trunk blues
16. When you`re down and out
17. Please don`t act that way
18. I love my Mary
19. Four day blues
20. Undertaker blues
21. Mistreated the only friend you had
22. Nobody`s business if I do
23. Window pane blues