ホーム home << ツール tool << #8024-n 小型カットプライヤー CT-058
用途 : 汎用カットツール
材質 : スチール
サイズ : 小型
重さ : 約50g
小型の汎用カットプライヤーです。フレットを抜く時の代用としても利用可能です。但し、高さのない低いフレットの場合は引っ掛かりが弱く、抜きにくくなります。底部をヤスリ等で平らに加工すればフレット抜き用として使用が可能です。フレットを抜く時は、端からゆっくり力を入れながら抜き上げます。抜き上げる際は慎重にゆっくりと行います。あわてて力任せに引っ張ると、溝付近の指板がはがれてきてしまいます。
0519. おすすめ度 ★★★★☆ kieros2005様 2011-10-07
フレット交換用の食い切りニッパーです。以前は普通のニッパーでやっていましたが、今回はこの「食い切り」を使ってみました。まず、グラインダーで刃先の段差がなくなるまで削ります。こうしておくと、フレットをつかみやすい。端からうめくつかめ、抜くことが出来ました。
貴重なコメントどうもありがとうございます。この商品はカット用のものですが、加工して食い切り用としてもご利用頂けます。フレットを抜く際に必要なツールですが、このままでは引っ掛かりが良くないので、刃先の段差がなくなるまで接面を削ります。フレットを抜く際はさほど力が要りません。丁寧に抜かないと指板材も剥がしてしまいますので注意が必要です。今度とも宜しくお願い致します。ありがとうございました。
フレットワイアーの打ち方
フレットワイアーは2段階でフィンガーボードに打っていくことになります。まずはじめはフィンガーボーとネックにつける前の今の段階で、14フレット以降につけ ます。次はフィンガーボードをネックにつけた後に残りの1〜13フレットまでを取り付けます。このようにつける段階が異なるのは、フレットワイアーの打ち易さの関係で、14フレット以降が打ちにくい位置になる理由からです。フレットワイアーを打つ際に接着剤をつける場合とつけない場合がありますが、ここではつけない方法で進めていきます。接着剤を付ける場合はエポキシを使います。一般に接着剤をつけると隙間がなくなり、音の伝達は向上すると 言われていますが、フレットの打ち直しなどのりペアー時に、外すのに手間がかかる欠点もあります。フレットワイアーはあらかじめフィンガーボードのアール(丸み)より若干丸めに 曲げておきます。次に14フレットの溝にフレットの片端より1cmはみ出る位置で叩いてゆきます。叩く前にフレットの溝につまよう枝で水を流しておきます。これでいよいよハンマーで叩くことになります。
フレットワイアーを真上からフレットに置いて、1cmの端を出した側からハンマーで打ちます。1回目は軽く、2 回目は強く叩きます。まっすぐにワイアーが入っているかをチェックします。浮きがなくなるまで叩きます。次にもう一方の端も同様の手順で打ちます。最後にワイアーの中央部分を叩いて全体に浮きがないかをチェックします。全体がしっかり打たれていたら、もう一方の端もフィンガーボードより1cm離してニッパーで切ります。同じ要領で14フレット以降も付けてゆきます。これで第1段階のワイアー打ちは終了です。
次はフィンガーボードをネックに取り付けた後に2段回目の作業となります。全てのフレットワイアーが打たれたら、1cmのはみ出し部分をニッパーでカットします。最終的にはフレットレベラーを軽く当ててフレットの高さを均一に調整します。
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