ホーム home << サドル saddle << #2725 牛骨 漂白 カーブ加工 3x85x10.5mm
仕様 : アコースティックギター用
材質 : 牛骨 ( BONE )
素材 : ソリッド
サイズ : 厚さ3mm x 長さ82mm x 高さ10.5mm
漂白 : あり
加工 : カーブ加工済
研磨 : 無し
カット : ラフカット
標準的的なカーブ加工済で厚み3mmの漂白牛骨サドルです。材質的には中級以上のギターに使用されています。リペアやグレードアップには標準の素材と言えます。音色は堅過ぎず、柔らか過ぎず、オールマイティに使用出来ます。クリーム色系の色合いではなく、ほぼ真っ白な色合いとなります。清潔感ある感じが好みの方に適しています。バインディングなどが白系統のギターとの相性が良いでしょう。サドルは弦の振動を直接受ける重要な役割を持っているパーツですので、素材にはこだわりましょう。
サドル加工をご自分で行う場合、加工やリペアに不慣れな方は、成形の失敗を考慮しサドルを複数個確保しておくことをおすすめします。スぺアのサドルが手元にあれば、万一成形に失敗しても別のサドルで再加工が可能ですので、精神的にも余裕を持って成形に取り組めます。尚、当方が提供するパーツを使ってリペアを試みられた結果、不具合やトラブルなどが発生しましても当方では責任を負いかねますので、宜しくお願い致します。
サドル選びの際は、「ブリッジ溝」と同じかそれに近い厚みのものを選ぶのがポイントです。厚みを調整する作業は手間が掛かりますので、出来る限り「ブリッジ溝」の厚みにピッタリか近いサドルが理想です。まずは「厚み」を基準に選ばれるのが賢明でしょう。
0768. おすすめ度 ★★★★★ saku様 2015-03-11
純正のTASQ製のサドルからの交換です。加工が多少済んでいるものを選んだおかげで、自分で加工する前から底面も綺麗に出ており、初めてサドルを加工、交換しましたが、非常に簡単にできました。音質的には、牛骨製にしたことよりは、純正に比べて底面をフラットにしたことが1番の要因かと思いますが、サステインが向上し、特に低音域がとても綺麗に響くようになりました。牛骨も鬆がなく詰まっていて満足のいく品でした。迅速な対応ありがとうございました。
この度は当店をご利用頂き誠にありがとうございます。ご自分でナットを加工・交換され、うまく出来たご様子で何よりです。音については材質的にタスクとはまた異なる感覚になるかと思います。加工の具合も音質に影響しますので、今回はそのどちらもいい影響となったのではないかと存じます。牛骨素材で加工に慣れたら、次は是非とも象牙素材に挑戦してみてください。最上級の素材で満足度合もグッと上がります。それではまたのご利用をお待ちしています。ありがとうございました。
0738. おすすめ度 ★★★★★ BUNN様 2014-11-20
「サドル 牛骨 無漂白オイル漬 85x3x10mm」と一緒に購入しました。こちらは予備で購入したんですけど、オイル漬けを見た途端、こちらを使用することにしました。使用ギターはHEADWAYです。オリジナルはそのままに0.5mmほど弦高を下げるため整形を行いました。結構弾きやすくなりました。
音も結構いいです!
サドルをご自分でセッティングされたようでお疲れ様でした。結果もほぼお望み通りで良かったですね。オイル漬けも少しやり過ぎくらいに漬けていますので、色合いもかなりの飴色ですね。チューニングが安定してスムーズになると思います。またのご利用をお待ちしています。どうもありがとうございました。
0715. おすすめ度 ★★★★★ monodesign様 2014-07-15
以前からサドル交換をしようと思い探していましたが、なかなかなく合うものがなく、このお店に辿りつきました。品物は思ったよりも早く届き感謝しております。サドルの加工も思った以上に楽に出来ました。サドルの色にも満足しております。サドル交換後のギターの音色も以前よりも良くなりました。失敗した時の為に2本買いましたが、これに味をしめてもう一本のギターのサドルも交換しようと思っています。ありがとうございました。
この度は当方をご利用頂きましてありがとうございます。ご自分でサドルを交換お疲れ様でした。最近はご自分でサドル交換をされる方が増えてきていますが、うまくいっているか気になることがあります。こうしてご連絡を頂けると少し安心します。サドル交換手順も出来る限るわかりやすく公開していますが、まずはこの通りやってみられると良いかと思います。演奏だけでなくリペアも楽しまれることを祈念致します。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございました。
0705. おすすめ度 ★★★★★ ショウボウ様 2014-05-13
機会が有りましたら宜しくお願いいたします。
恐らくご自分でサドルの加工をされるのでしょうか。このサドルはカーブ加工がされていますので、少し加工がしやすくなっています。当然ながら微調整は必要ですが、作業は少し軽減できるはずです。これからも品揃えを豊富にしてゆきますので、どうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございました。
0699. おすすめ度 ★★★★☆ もっちゃん様 2014-04-29
ヤマハL31Aの弦高を上げる為に購入しました。
底面が水平だったので弦の乗る上側を削りました。割と削りやすく
びびりが、消えました。クリアな音になった気がします。
底面は加工することがない場合もありますので、その場合は上部のみの作業で済むかと存じます。上部はカーブを基準に微調整で完成するかと思います。ビビりの原因は恐らくサドルの高さが低かったのでしょうから、これで解消できて良かったですね。この度はご利用ありがとうございました。又のご利用をお待ちしています。
0697. おすすめ度 ★★★★☆ みの様 2014-04-28
加工しており、手間が一部省くことができ大変助かりました。
カーブ加工がされているサドルですので加工の手間が少しなくなります。慣れない方が加工にトライする場合は助かりますね。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございました。
0694. おすすめ度 ★★★★★ K.I様 2014-04-19
漂白品と無漂白品と購入させて頂きました。丁寧な梱包、品質も良く、満足しております。サドルチューニングも楽しく終え、自分なりの弦高調整、音響も良くなりました。良い商品、感謝しております。ありがとうございました。今後も宜しくお願い致します。
この度はご利用誠にありがとうございます。最近はサドルやナットの交換・調整をされる方が増えてきていると感じています。ご自分の愛器やギターリペアの楽しみも経験して頂ければと願っています。満足した場合やそうでない場合があると思いますが、万一、ご自分のリペアに満足いかずどうしようもなくなってしまった時は、当方にてフォローリペアを施しますのでご安心ください。又のご利用をお待ちしています。ありがとうございました。
0630. おすすめ度 ★★★★☆ ITOU様 2013-04-09
良好
この度は当店をご利用誠にありがとうございます。お買い上げのサドルは一般的なカーブ加工が施されていますが、ギターによりカーブの状況が異なりますので、微調整をされるのが良いと思います。カーブの状況はネックのアールに比例させてラウンドさせるのが基本です。サドルのカーブとネックのカーブが大きく異なると、弦高が各弦により異なって弾きにくくなります。弦高を均一にするためにも必要です。それでは今後とも宜しくお願い致します。ありがとうございました。
サドルについて
サドルの素材は安価なものとしてはプラスチックがありますが、中級以上のギターには牛骨材が使われ、さらに最高級のギターには象牙材が使われています。最近ではABSやブラス(真鍮)、カーボン、セラミックなどの新素材も使われるようになっています。「 牛骨」が最も弦楽器に適しているという意見もあれば、ギターを作った人々の身近にあった素材がたまたま牛骨であっただけで、 素材として最適とは限らないという意見もあります。とは言っても、牛骨は古来より永く使われ続けていることには間違いなく、サドルの基準となる素材としての評価は十分あります。言わば「サドルの定番」としてまずはその特性を十分理解し、さらに他の素材を試してゆくというのが良いと思われます。又、象牙材は最高品質の材として広く知られ、音質的にもギターに非常に適した材として人気があります。ギターを最高の状態に近づけるグレードアップには、この象牙材を使用することが近道と言えます。
一般的に弦楽器が音を奏でるには、弦の振動が必要です。弦を振動させるには、弦を張り、その両端に楽器本体から弦を浮かせるものが必要となります。ナットは、指板(フィンガーボード)の上の端で、弦を乗せる台として使われるパーツです。 又、サドルは、ボディの下部のブリッジ側で、これもまた弦を乗せる台として使われます。 これらのパーツは音色にかなりの影響を及ぼし、硬めの素材を使えばサステインが向上しますが音の広がりは狭くなります。 反対に柔らかめの素材では、甘いトーンとなり、音の広がりが向上しますがサステインは抑えられる傾向となります。
サドルの成形ついて
サドルの成形については、既にブリッジに開けられている溝にサドルが合うかをまずチェックします。最初のチェックは厚みが合うかです。ブリッジの溝は3mm程度ですので、サドルもこの厚みに調整します。 厚みが調整できたら次は長さを合わせます。これは、ブリッジの原寸で合わせ、両端を丸めます。鉛筆で少し長めに線引きをしておき、バイスに固定して切ります。長さが決まったら次は高さです。高さはブリッジにサドルを付けて4mmぐらい上になるように調整しておきます。上部はフィンガーボードのカーブ ( R ) に合わせて若干のラウンドを付けておきます。そして若干の丸みをヘッド、エンド方向にもつけておきます。サドル底部が平らになっていて、ブリッジの底にぴったり付くかどうかもチェックします。ここにすき間があると音の伝達が弱くなります。ここの段階ではサドルの高さを、取り合えず4mmの高さにしておき、後で調整するという流れになります。弦高は僅かの違いで弾き易さがかなり違ってきますので、僅かずつ調整してゆきましょう。最終調整は弦を張ってオクターブチェックをしながら行います。
オクターブ調整は弦長の僅かな狂いを調整するもので、12フレット上のハーモニックスと押弦の音程の差を、サドル山の位置をずらすことで最小限の狂いに調整します。ハーモニックスより押弦のほうが高音の場合は、サドル山を後方に、その逆の場合はサドル山を前方に移動させます。
【作業工程例】
1 厚み調整
2 長さ調整
3 高さ調整
4 オクターブピッチ調整
サドル形状例
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