ホーム home << ピックガード pickguard << #2121-b 赤べっ甲柄 大判 440x580x0.5mm
仕様 : アコースティックギター用
材質 : 合成樹脂系
サイズ : 440mm x 580mm 大判
厚さ : 0.5mm
接着剤 : 付き ( 裏面 )
保護シール : 付き ( 表面 )
大判のピックガードシートです。通常のピックガードより大きな「レスターフラット」タイプなどに使えます。「べっ甲柄」にはさまざまなバリエーションがありますが、シャープさや繊細な雰囲気を出すにはこの柄がオススメです。この柄はべっ甲柄の中でも比較的細かい柄で、色使いはシンプルでビンテージギターやオールドギターにも良く合います。裏に接着剤が付いていますので、シールをはがして簡単に取り付けられます。アコギ用のピックガードで厚みが0.5mmです。エレキギターに取付けるには薄いかと思いますが、敢えてエレキギターに取付ける場合は、エレキに既に付いているピックガードの上に貼りつける方法をお勧めします。 カットする場合は、はさみで簡単にカットが可能です。サウンドホール周りは市販のサークルカッターなどを用いると、綺麗な円形にカット出来ます。
ピックガードをカットする際には、裏の接着面にゴミが付着しないよう注意します。接着面にゴミが付着すると接着力が落ちてしまいます。加工の段階で裏面の「粘着シート」が剥がれないよう配慮しながらシール側から表面に向かってヤスリを動かしシールのすき間が発生しないようにサンディングするのがポイントとなるでしょう。万一、ゴミが付いてしまったら、ピンセット等で慎重に取り除きましょう。
ピックガードの取り付け方について
ピックガードは色、デザイン共好みのもので構いません。まずは自分の好みの形をコピー用紙などに記入して型を取ります。その型に沿ってピックガードのシートに鉛筆などで線を付けてゆきます。切り取る際は1mmほど大きく切り取ります。ナイフや大きいはさみを使って切り取った後は、周辺をヤスリで滑らかにします。ピックガード裏には接着剤が付いていますので、シートをはがし貼り付けるだけです。セルロイド系が中心ですが、木材をピックガ―ドとするのも面白いかもしれません。ローズウッド又はエボニーを1mmに薄くしたのを付けると、手作り感覚が強調されて面白いとも思います。
ピックガードを取付ける際には、裏の接着面にゴミが付かないよう注意が必要です。加工の段階で裏面の「粘着シート」が剥がれないよう配慮しながら行うのがポイントとなるでしょう。万一、ゴミが付いてしまったら、ピンセット等で慎重に取り除いてみましょう。ゴミが付着したままピックガードを取付けると、剥がれやすくなったり、表面がデコボコして見えて見栄えが悪くなる場合があります。
ピックガードのトラブルについて
ピックガードのトラブルとしては、「縮み」と「剥がれ」とそれに伴うトップの「割れ」が全てと言って良く、ピックガードが縮むと当然、「塗装」にヒビが入りピックガードの周りに縮んだ分のすき間が出来ます。その部分の木地が剥き出しになり、さらにピックガードと下の木地の間にすき間で出来ると、下の木地も剥き出しになります。重症になりますと、ピックガードが縮む際にトップを引っ張って「割れ」を誘発したり、ピックガードと共にトップが変形し波打ってしまう場合もあります。
主なトラブルとしては、オーバーラッカー塗装の場合、ピックガードが単に少し縮んだだけのものから、周辺部が反ってまくれ上がったもの、剥がれかかっているもの、完全に剥がれたもの、ピックガードの周辺やトップに「割れ」が生じているもの、ピックガードと共にトップが変形して波打ってしまったもの、さらにプレースのXバーから剥がれてしまったもの等、いろいろあります。トップがプレースから剥がれますと、ギターの音に力がなくなってしまいます。ピックガードはティアドロップの幅広い方の縮みが目立ち、「割れ」はピックガードの縁の部分で起こることが多いです。木とピックガードの材質の収縮率が違うからでしょう。ピックガードが反る原因はピックガードに施された塗膜も影響しているようです。ピックガードのトラブルは症状が軽いうちに対処すれば大事に至らないので早く処置するようにしましょう。
ピックガードのトラブル処理について
まず、トラブルの状態をよく観察します。サウンドホールから小さい鏡を入れ、トップやプレースに影響していないかまで見ます。不運にもトップやプレースにまで影響していれば、ピックガードだけでなく、トップやプレースの処置も必要になります。幸運にもトップやプレースに剥がれや割れがなければ、ピックガードのみの交換だけで済みます。
実際の修理については、多くのギターの場合新しくピックガードを貼るのが一番簡単で仕上がりもきれいです。元の材料を取り除き、新たなピックガードが古いものにぴったりと貼りつくようにします。トップに割れや反りがある場合は接着する際に、水平垂直両方向から「万力」で押して平らになるよう「割れ止め」を当てます。塗膜の上に材が乗るとうまくゆかないので、オリジナルのライン内にぴったりはまるように調節します。
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