• 【弦】ダダリオ フォスファーブロンズ EJ41 009-045エキストラライトゲージ 12弦1セット リン配合 歯切れ良い 老舗ブランド 演奏系<送料4セットまで200円ポスト投函>#0647

価格:1,426円(税込)

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 ピン穴が緩くても抜けにくい方法




通常は袋から出した弦を、そのままブリッジの穴に通します。 断面図で表すとこの様な感じになります。 この状態でそのままブリッジピンを差込みます。




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弦にテンションが掛かると、「ボールエンド」がブリッジピンの先端に引っかかり、そのまま上へと押し上げる力が起こります。 ある程度まではピンと穴の摩擦の力で耐えていますが、弦を張っていくとそのうちピンが浮き上がってきます。





今度は弦を画像のように曲げてからブリッジ穴に通します。「 ボールエンド」がブリッジピンの先端に引っ掛からないように、うまくよけることが出来ます。 又、ピンを差し込むと同時に、手で弦を引っ張り上げると、ピンとブリッジ裏面に「ボールエンド」が 固定されます。これでピンが緩んでくる事を防げます。







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このように弦を張ると、「ボールエンド」はブリッジピンの先端には引っ掛からず、ピンの側面とブリッジの裏側に当たる部分にピッタリと固定されます。 そうすれば、弦を強く張ってもピンへかかる力が真上方向ではないため、ピンを穴に押し付ける力が働きます。摩擦力が高まるため、弦を張るほど抜けにくくなり、多少ブリッジ穴が緩くてもピンと弦がしっかり固定されます。基本的にはピンは差し込まれた力で止まっているのではなく、弦に引っ張られる事で摩擦が生まれて止まっています。 穴に対してピッタリかやや緩めのブリッジピンがベストです。ピンが太くて入らない場合は、ピンを少し削るかブリッジ穴を広げます。


 アコースティックギター弦について

弦には1弦~2弦に使われる「プレーン弦(芯線)」と3弦~6弦に使われる「ワウンド弦(巻弦)」があります。この「巻弦」のうち、アコースティックギターに好んで使われるのは「ラウンド・ワウンド」という、断面の丸い弦をプレーン弦に巻いたものです。これは金属的な伸びのある音が得られます。一方、「フラット・ワウンド」と呼ばれる、平らな帯状の線を巻き付けた弦は、音の伸びは若干落ちますが、太い音が出ますので、アーチトップギターなどジャズ系のギターに好まれているようです。弦の素材としては、「ニッケル」「ブロンズ」そしてブロンズにリンを加えた「フォスファー・ブロンズ」などがあります。音質は紹介した順に、音のキラメキが増してゆきます。


 弦の材質について

現在、ワウンド弦(巻弦)に使用されている代表的な材質としては、「ブロンズ」「フォスファーブロンズ」「ステンレス」「ニッケル」「モネル」などがあります。それぞれの特徴を以下に説明します。

<ブロンズ>
ブロンズは「銅」と「スズ」の合金で作られており、現在アコースティック弦の中では一番ポピュラーな弦として広く使用されています。深みのある低音域から伸びのある高音域までバランスの取れた音色です。弦のパッケージに表示されている、「80/20」 という数字は、銅80% スズ20%の合金の比率を表しています。一部のメーカーには「85/15」という比率の弦もあります。一般的にはスズの比率が高い弦ほどブライトなサウンドとなります。

<フォスファーブロンズ>
ブロンズに少量の「リン」を加えたフォスファーブロンズは本来、弦の寿命を長くするために加えられた「リン」の成分により高音域の倍音が増して、全体的によりブライトな音色が特徴です。弦の寿命が長く、ブロンズ弦の金色に比較して、こちらの弦は赤みがかった金色となります。(「フォスファー」とは「リン」のことです)

<ステンレス>
ステンレス弦は「鋼鉄」と「クローム」の合金で出来ています。ステンレスは磁力に反応する素材ですので、主にエレキギターに使われています。堅い素材のため耐久性があります。音色は比較的堅めです。

<ニッケル>
ステンレスと同様に、主にエレキ弦に使用されますが、素材が柔らかく、加工し易く、錆びにも強いため、エレキ弦には良く使用されています。

<モネル>
ギブソン社が使用するこの「モネル材」は「ニッケル」「銅」「鉄」「マンガン」の耐酸合金のため、錆びに強く寿命が長い特徴があります。音色も柔らかくウッディな感じが特徴です。

<シルク&スティール>
このシルク&スティール弦は、「巻弦の芯線」と「巻弦」の間にシルクを巻き付けた弦で、巻線にはシルバーコーティングした銅線が使用されています。弦自体も柔らかく、音色もソフトな感じです。別名「コンパウンド」とも呼ばれています。


 弦のゲージ ( 弦の太さ ) について

アコースティック弦は「セット弦」として、さまざまなゲージ(弦の太さ)をセットとして販売されています。どのゲージを選ぶかは、演奏者の好みや演奏ジャンル、使用する楽器などにより決めるのが良いでしょう。ここでは代表的なゲージについて取り上げておきます。単位はインチで、1弦から順に6弦まで表示します。尚、1インチ = 約2.54cm、 w = ワウンド弦 を指します。

<エキストラライト ・ゲージ>
ゲージ例  .010 .014 .023w .030w .039w .047w
ミニギター、スモールギター、パーラーギター、など小ぶりなギターと相性か良く、マーチンで言うなら 0-18 、00-18 とベストマッチングします。チョーキングを多用するギタリストが多く使用し、エレアコとも相性が良い。音程が不安定になるということで敬遠するミュージシャンもいますが、慣れればアコースティックギターの鈴鳴りが実現可能です。秘めた可能性を持つゲージと言えます。テンションが低めなのでギターに負担が掛かりません。

<ライト ・ ゲージ>
ゲージ例 .012 .016 .024w .032w .042w .053w
ジャンル、演奏スタイルなどを問わず、最もポピュラーなゲージです。まずはこのライトゲージを標準として、好みで変更されると良いでしょう。

<ミディアム ・ゲージ>
ゲージ例 .013 .017 .026w .035w .045w .056w
ブルーグラス界では最もポピュラーな弦です。ドレッドノートでのクロスピッキングや力強いコードストロークなどに向いています。

<ヘビー ・ ゲージ>
ゲージ例  .014 .018 .028w .038w .048w .060w
最近ではあまり使用する人も少なくなりましたが、以前はブルーグラス系のギタリストが愛用していました。かなりのテンションのため楽器にも負担が掛かります。

<ブルーグラス ・ ゲージ>
ゲージ例 .012 .016 .025w .035w .045w .056w
比較的最近登場したゲージです。ミディアムとライトをミックスしたようなセットで、高音域のプレイアビリティを考えてセットされました。