マイルスデイビス
「クールの誕生 PLUS」
Capitol 東芝EMI TOCJ-5301
マイルスは1947年にチャーリーパーカーを通じてギルエバンスと知り合います。そのギルエバンスが1948年にクロードソーンヒル楽団を辞任します。マイルスは九重奏団の結成に際してエバンスの協力を求めます。さらにジェリーマリガンを加えてこの新しいグループのコンセプトを確立します。そして1949年1月と4月、1950年3月にキャピトルにレコーディンjング。緻密な編曲に基づく統一感、グループ表現とソロのバランスなどに新機軸を打ち出します。このアルバムは大いに注目を集めます。ミュージシャンを含め、従来の激情的なバップとは一線を画すことを企図しました。これをクールジャズと呼び、以後のジャズの一方向を形作ることになります。ジャズ史の流れを追うのに必携の一枚です。
1 ムーヴ
2 ジェル
3 ムーン・ドリームス
4 ミロのヴィーナス
5 バドゥ
6 デセプション
7 ゴッドチャイルド
8 バップリシティ
9 ロッカー
10 イスラエル
11 ルージュ