ホーム home << ネック neck << #6301-p マホガニー角材
材質 : マホガニー材 ( AA )
サイズ :約8cm x 約8cm ( ネック2本分 )
長さ : 約70cm
乾燥法 : 強制乾燥 ( 人工乾燥 )
マホガニーのネック用角材です。この角材で1Pのネックが2本取れます。マホガニー材は世界的な優良材で有名です。グレードはAAです。サイズは約8cm x 8cmあります。標準的なネックなら2本分取れます。長さは約70cmあります。ワンピースネック材の定番としてお奨めします。癖がなく、ネック材としては最良と言えます。アコースティックギターでは特に高音域がクリアーで豊かになり、きらびやかな音が期待出来ます。尚、木材は木目や色が多少異なる場合がありますのでご了承下さい。又、製作されますギターネックの大きさを考慮してサイズがその範囲内にあるか注意して下さい。この角材をカットする際はバンドソー ( 帯ノコ ) やジグソーを使ってラフにカットしてゆきます。
マホガニーについて
センダン科
気乾比重 : 0.66
産地 : 中南米各地、中央アフリカ
基本的には中米ホンジュラス産の「ホンジュラン・マホガニー(Honduran Mahogany)」のことを指しますが、アフリカ産の「アフリカン・マホガニー(African Mahogany)」も使用されています。ホンジュラス産の材は現在では希少で、同種のブラジル産のものが主に使用されています。
材色は淡い黄色から褐色で、サイド&バックの他にもネック材としてよく使用されます。
マホガニー材は非常に音抜けの良い材で、クリアでカラッとした音質と全体のバランスの良さが特徴です。アコースティックギター側板の定番材として広く知られています。マホガニー材には、主にホンジュラスやアフリカ産がサイド/バック、ネック材として使用され、特にホンジュラス産が最高と言われています。サウンドは軽く明るいのが特徴で、繊細なフィンガースタイルからダイナミックなフラットピッキングまでオールラウンドに楽しめます。又、かなり初期の段階からギターには使用されており、クラシックギターやフォークギターなどのネック材などに多く見られます。
時代背景として18世紀初頭から19世紀初頭まで、イギリスやヨーロッパでは家具材の主流としてマホガニーが大量に使用されていたので、ギター業界もその影響で使用していたのだと思われます。ちなみにマホガニー以前はどのような材が使用されていたのかというと、「オーク」が主流材だったようです。
「フィリピンマホガニー」は、東南アジアなどで産する「ラワン・メランチ類」のアメリカでの呼び名です。マホガニーがセンダン科であるのに対して、フィリピンマホガニーはフタバガキ科に属します。つまり、違う種類の木なのです。ただ、見た目がマホガニーに似ているところからこの呼び名がついたものと思われます。今では一般的な呼び名になっています。
では、本物のマホガニーは一体なんと呼ばれているのでしょうか。それは中央アメリカで産する「ホンジュラスマホガニー」です。フィリピンマホガニーに比べると、材質の上で明白に違うのがわかります。また、最高ランクのマホガニーはネック材にしたときに、メイプルに匹敵する強度・剛性を持っていると言われます。この事でも材質がいかに良い物なのかがわかると思います。
マホガニー材は世界でも有数の優良材です。そのおかげで代用代も数多く出回っています。同じセンダン科の「ラング(リンパガ)」「サペリ」「アフリカンマホガニー」「ウエスト・インディアン・マホガニー」などです。
中には「パシフィックコーストマホガニー」や「カリビアンマホガニー」などのように、ワシントン条約(付属書II)によって規制されている物もあります。ホンデュラスマホガニーも現在では丸太での輸入が困難な状態にあります。規制される日は近いかもしれません。
0030. おすすめ度 ★★★★★ T様 2008-03-09
良質の材料で満足しています。また機会がありましたら是非お願い致します。>
出来る限り木目がまっすぐなのを選んでいます。ネック材は反りが起こらないものが望まれますので、木目には特に気を使います。こちらこそまた機会がありましたら、ご利用をお願い致します。ありがとうございました。
Copyrights 2017 株式会社レミユ all rights reserved
当サイトにおける掲載内容の無断使用を禁止します