「バインディング」はギター本体の外周を覆うもので、材質はマホガニー材です。木材の色としては茶系で少し明るめ、渋い雰囲気が出ます。マホガニーのバインディングはあまり使われませんが、いい雰囲気になるのでお薦めです。「幅5mm」とは、ボディーのサイドから見た場合の高さにあたります。また「厚み2mm」とはボディーを前面から見た場合の太さにあたります。「長さ850mm」については、片巻きできるだけの長さです。1台のギターには2本のバインディングが必要です。熱を加えながらボディのシェイプに曲げてゆきます。パーフリングとバインディングは素材を合わせると自然なまとまりになります。
■ 仕様 : アコースティックギター用
■ 材質 : マホガニー
■ 長さ : 850mm
■ 幅 : 5mm
■ 厚さ : 2mm
送料 1250円
お客様の声
tweed様 | 投稿日:2021年08月16日 |
おすすめ度: | |
今回は、アコギのダブテイルジョイントの修正が大きく、通常のシムでは厚みが足りないので、マホガニーのバインディングをシムの代用として使いました。マホガニーの薄板( 厚み2mm 幅20mm 長さ70mm位)があれば便利かと思います。
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■ バインディングの取付け方
作業時間の目安は2時間程度です。使用する用具は、ベンディングアイロン、やすり、カッター、タイトボンド、布、輪ゴム、カンナ、スクレーパーなどです。バインディングはプラスチック、木材などがありますが、ここではローズウッドの場合で説明します。ブラスチックの場合は比較的簡単にそのままで接着できますが、ローズウッドの場合は一担アイロンでボディの曲線に曲げておく必要があります。側板を曲げる時に使用したベンディングアイロンをここでも使用します。曲げ方は側板よりは簡単ですので、それ程時間は掛からないでしょう。
微調整が済んだら溝にローズウッドをはめてみます。きっちりはまらない部分は、やすりなどで調整します。ここまで出来ましたらパーフリングの時と同様に接着してゆきます。素早く接着剤をつけて接着し、輪ゴムでボディをぐるぐる掛けます。はみ出しているタイトボンドは湿った布でふきとっておきます。これで1日おきます。ゴムを外して形を整えます。スクレーパーやサン ドペーパーで仕上げをします。
お店からのコメント