直径が太めの白蝶貝ドットブリッジピンです。ブリッジピンを交換する際、ピン穴が大きくて、ぐらつく場合に使用します。通常サイズは直径約5mm~5.3mmですが、このピンは約5.5mm前後ありますので、大きめのピン穴に最適です。弦用の溝が彫ってありますので、弦との調整もスムーズです。ブリッジピンにはプラスチック素材もありますが、グレードアップには木材や骨材をおすすめします。材質的には中級以上のギターに使用されています。リペアやグレードアップには標準の素材と言えます。又、ブリッジピンは弦の振動を直接受ける重要な役割を持っているパーツですので、素材にはこだわりましょう。
この商品は天然素材のため、太さや仕上がりに若干のばらつきが出る場合があります。又、ブリッジにピンをセットした時、ピンが太くて浮き気味になる場合は、サンドペーパーなどでピン自体を僅かに細く削るか、ブリッジのピン穴をリーマーなどで僅かに広げ微調整します。又、逆にピンが細く、ピン穴とピンとのセット状態が多少緩い場合は、弦を張ってチューニングした時にピンが固定されていれば、特に問題はありません。
ブリッジピンは弦のボールエンドがピン底部に当たり、ピン自体がホールに若干斜めに傾き、ホール壁面との摩擦で固定されます。ですので、ピン穴とピンとのセット状態が多少緩くても、ピンが傾斜しているため、簡単にはピンは抜けませんのでご安心下さい。( 下記の弦セット方法をご参照下さい )
■ 仕様 : アコースティックギター用
■ 材質 : エボニー
■ 弦溝 : 有り
■ 太さ : 太め約5.3~5.5mm前後(一番太い部分)
■ 長さ : 約24mm
■ ドット : 白蝶貝
■ 本数 : 6本セット
お客様の声
Andy様 | 投稿日:2024年02月13日 |
おすすめ度:
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今のショップやWeb通販でも太いタイプはなくせいぜい5.3mm以下で、ヴィンテージのギターの中で合うものは中々ないと思います。使用する際、サンドペーパーで調整して大丈夫でした。牛骨製の太いタイプも販売してもらえれば、太いタイプを希望している人は多いと思います。
ただ、発送してもらった物で、1本のみ溝がヘッド根元まで入っており、使用するには問題はありませんでしたが、クオリティコントロールはしっかりお願いします。 |
ぺけまる様 | 投稿日:2019年05月29日 |
おすすめ度:
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ヤフオクで手に入れたギターのブリッジピンがすべてピン穴が大きすぎて、ガバガバだった。ほとんどのショップのブリッジピンは52径で全く役に立たなかったが、貴ショップの太目のピンは、ヤスリで少し調整しないといけないが、ばっちりフィットしました。
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JUMBO様 | 投稿日:2017年05月03日 |
おすすめ度:
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早急な対応 ありがとうございました。発送、その他特に問題はありません。
品物的には、ピン最上部のサイズが、5.5mmが適当と思い(太ければ削ればよいとおもいました。) 購入しましたが、やはり太かったので、5.3mmくらいが私のギターに合うようです。 やすりで削るか、もしくは 新たに5.3mmのピンを捜すか。 といったところです。 もし、5.3mmの商品があるようでしたら、ご連絡を戴けますでしょうか。 再度購入を検討させてください。材質は特に指定はありません。 お店からのコメント |
ピン穴が緩くても抜けにくい方法
弦をブリッジ側でとめる場合、ピン穴にブリッジピンが固く留まることはあまり重要ではなく、本来は弦の先 ( ボールエンド側 ) がどの位置でセットされているかのほうが、より重要になります。ピン自体が穴より細くゆるんでいても、下記の方法で適切に弦がセットされれば、ほとんど問題にはなりません。弦の固定は、ピンがピン穴にきつく固定されることによりなされるのではない事を理解することが重要です。
通常は袋から出した弦を、そのままブリッジの穴に通します。 断面図で表すとこの様な感じになります。 この状態でそのままブリッジピンを差込みます。
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弦にテンションが掛かると、「ボールエンド」がブリッジピンの先端に引っかかり、そのまま上へと押し上げる力が起こります。 ある程度まではピンと穴の摩擦の力で耐えていますが、弦を張っていくとそのうちピンが浮き上がってきます。
今度は弦を画像のように曲げてからブリッジ穴に通します。「 ボールエンド」がブリッジピンの先端に引っ掛からないように、うまくよけることが出来ます。 又、ピンを差し込むと同時に、手で弦を引っ張り上げると、ピンとブリッジ裏面に「ボールエンド」が 固定されます。これでピンが緩んでくる事を防げます。
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このように弦を張ると、「ボールエンド」はブリッジピンの先端には引っ掛からず、ピンの側面とブリッジの裏側に当たる部分にピッタリと固定されます。 そうすれば、弦を強く張ってもピンへかかる力が真上方向ではないため、ピンを穴に押し付ける力が働きます。摩擦力が高まるため、弦を張るほど抜けにくくなり、多少ブリッジ穴が緩くてもピンと弦がしっかり固定されます。基本的にはピンは差し込まれた力で止まっているのではなく、弦に引っ張られる事で摩擦が生まれて止まっています。 穴に対してピッタリかやや緩めのブリッジピンがベストです。ピンが太くて入らない場合は、ピンを少し削るかブリッジ穴を広げます。
お店からのコメント