MOP(白蝶貝)はギター指板のポジションマークやヘッドマークまどに使われており、真珠のような輝きを放つとても美しい貝です。 この貝を三角形ピックの形状に切削し、周囲を両サイドから斜めに加工し、先端に向かって薄く丸みを持たせ、美しく磨き上げてあります。 実用的なピックの美術工芸品です。両表面には滑り止め Gel Grip を添付し弾き易くしてあります。ご使用の際は、表面のフィルムを取り除いてご使用ください。
この Gel Grip は接着剤ナシ・無色・透明で、不要の時は剥がして他のところに貼って保管し、必要になれば再度元のように貼ることが出来ます。汚れたら、水・洗剤で洗えば復元します。尚、天然素材を1つ1つ職人の手によって仕上げていますので、色・柄が異なることをご了承下さい。
■ 仕様 : ギター用ピック
■ 材質 : 白蝶貝
■ 形状 : 三角型
■ 厚み : 約1.5mm
■ サイズ : 縦 約32mm 横 約32mm
ピックについて
アコースティックギターを指だけで弾く場合は、激しいコードストロークやスピーディな単音弾きの際には限界があり、ピックを使った演奏が主流になっています。ピックにも弦と同じように堅さ ( 厚さ ) や材質などいろいろあります。最近はさまざまな材質のピックが作られています。いろいろなピックを積極的に試して、自分に合ったピックを見つけてみてはいかがでしょう。
フラットピックについて
フラットピックの形状としては「三角形」と「ティアドロップ」の2種類がメインで、他の種類はこの2種類をアレンジした形と言えます。大きさは大小さまざまで、堅さや厚さもバリエーションが豊富です。厚さの種類として「ヘヴィ」「ミディアム」「ライト」「エキストラライト」と表示されているピックもあります。種々のピックが選べますので、いろいろと試してみて自分のプレイに合ったものを見つけるのも楽しいですね。
音質に多少不満があるギターでも、柔らかめの弦を張り、少し薄めのピックを使ってハイコードをカットすると、それなりに楽しむことが出来ます。ここではアコースティックギター本来のサウンドを楽しむためにも、堅めのピックを使って弾くことをおすすめします。ピックの素材は「プラスチック」「セルロイド」「ナイロン」「カーボン」「金属」「堅い木材」といろいろあります。ここでおすすめは「ベッコウ」です。
ベッコウ製のピックは数が少なく、決して安くはないですが、1音1音正確に弾く方は、是非ベッコウのピックを使いたいものです。慣れないうちは、ピックが堅く感じられうまく弾けないかもしれませんが、使い込んでゆくと、弦からの反発力と出てくる音の立ち上がりに鋭さが生じ、音のキラメキ度が向上します。
フィンガーピックについて
主に親指、人差し指、中指の3本にはめて使用するピックで、特に指にはめるピックを「サムピック」と呼んでいます。ラグタイムやブルース、フォーク等の2フィンガー、3フィンガーをプレイする人に愛用されています。材質は「サムピック」はプラスチック製が多いようですが、他のフィンガーピックは金属製もあります。フィンガーピックにもサイズがありますので、指の大きさに合わせたタイプを選びましょう。