ホーム home << ブリッジピン bridgepin << #3036-b ボックスウッド
仕様 : アコースティックギター用
材質 : ボックスウッド
弦溝 : 有り
太さ : 約5.0〜5.3mm前後
長さ : 約23mm
ドット : なし
珍しい白木系ボックスウッドのピンです。音色についてはナチュラルで比較的甘いトーンが得られます。 弦用の溝が彫ってありますので、弦との調整もスムーズです。ブリッジピンにはプラスチック素材もありますが、グレードアップには木材や骨材・角材をおすすめします。バインディングが同系色やウッドならば相性は良いでしょう。ブリッジピンは弦の振動を直接受ける重要な役割を持っているパーツです。材質によりギターの音色が微妙に変わってきますので、いろいろなブリッジピンを取付けて音色の変化を楽しみましょう ! 尚、この商品は天然素材のため、色合い・柄などが写真と異なる場合がありますのでご了承下さい。
この商品は天然素材のため、太さや仕上がりに若干のばらつきが出る場合があります。又、ブリッジにピンをセットした時、ピンが太くて浮き気味になる場合は、サンドペーパーなどでピン自体を僅かに細く削るか、ブリッジのピン穴をリーマーなどで僅かに広げ微調整します。又、逆にピンが細く、ピン穴とピンとのセット状態が多少緩い場合は、弦を張ってチューニングした時にピンが固定されていれば、特に問題はありません。ブリッジピンは、弦のボールエンドがピン底部に当たり、ピン自体がホールに若干斜めに傾き、ホール壁面との摩擦で固定されます。ですので、ピン穴とピンとのセット状態が多少緩くても、ピンが傾斜しているため、簡単にはピンは抜けませんのでご安心下さい。( 下記の弦セット方法をご参照下さい )
参考 ピン穴が緩くても抜けにくい弦のセット方法
弦をブリッジ側でとめる場合、ピン穴にブリッジピンが固く留まることはあまり重要ではなく、本来は弦の先 ( ボールエンド側 ) がどの位置でセットされているかのほうが、より重要になります。ピン自体が穴より細くゆるんでいても、下記の方法で適切に弦がセットされれば、ほとんど問題にはなりません。弦の固定は、ピンがピン穴にきつく固定されることによりなされるのではない事を理解することが重要です。
通常は袋から出した弦を、そのままブリッジの穴に通します。 断面図で表すとこの様になります。 この状態でそのままブリッジピンを差込みます。
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弦にテンションが掛かると、「ボールエンド」がブリッジピンの先端に引っかかり、そのまま上へと押し上げる力が起こります。 ある程度まではピンと穴の摩擦の力で耐えていますが、弦を張っていくとそのうちピンが浮き上がってきます。
今度は弦を図のように曲げてからブリッジ穴に通します。「 ボールエンド」がブリッジピンの先端に引っ掛からないように、うまくよけることが出来ます。 又、ピンを差し込むと同時に、手で弦を引っ張り上げると、ピンとブリッジ裏面に「ボールエンド」が 固定されます。これでピンが緩んでくる事を防げます。
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このように弦を張ると、「ボールエンド」はブリッジピンの先端には引っ掛からず、ピンの側面とブリッジの裏側に当たる部分にピッタリと固定されます。 そうすれば、弦を強く張ってもピンへかかる力が真上方向ではないため、ピンを穴に押し付ける力が働きます。摩擦力が高まるため、弦を張るほど抜けにくくなり、多少ブリッジ穴が緩くてもピンと弦がしっかり固定されます。
基本的にはピンは差し込まれた力で止まっているのではなく、弦に引っ張られる事で摩擦が生まれて止まっています。 穴に対してピッタリかやや緩めのブリッジピンがベストです。ピンが太くて入らない場合は、ピンを少し削るかブリッジ穴を広げます。
ブリッジピンが太い場合の削り方
ブリッジピンの太さが僅かに太い場合は、粗めの紙やすり ( #60、#100 ) でピンのくびれ下の一番太い部分に、巻くようにして動かします。万一、削り過ぎて緩くなっても音質や機能にはあまり影響がありませんので、ご安心ください。
ブリッジピンがかなり太い場合は棒ヤスリを使いピンの一番太い部分を削ります。丸みが均等になるように削ります。万一、削り過ぎて緩くなっても音質や機能にはあまり影響がありませんので、ご安心ください。
おすすめツール 精密やすり
0782. おすすめ度 ★★★★★ タイペ様 2015-05-18
早速、ギブソンB15の弦交換しまた。ピンのサイズが気になってましたが、ピッタリで(オリジナルのプラ製ピンは、演奏中に抜けるくらいで、、、それだけ、木が痩せたということですかね)鳴りの悪かった低音も良くなりました。造りも大変良く、色も雰囲気もB15に良く合います。ありがとうござました!
この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。ピンが緩くなるのはブリッジ側のピン穴が収縮して大きくなったこともあるかもしれませんね。ピンとピン穴との接触度合が改善されるだけでも音に影響します。木の持つ雰囲気が人気です。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございます。
0764. おすすめ度 ★★★★★ 田島 幹夫様 2015-03-08
未だ使っておりませんが、何度か購入しました牛骨のブリッジピンの品質が良かったので、品質の面で信頼しております。
何度と当店をご利用頂きましてありがとうございます。今回はボックスウッド材のブリッジピンをご購入頂きましたが、これは牛骨のブリッジピンと比較するとソフトでまろやかさが強調されます。シャリ感が強すぎるギターなどにこのピンを取り付けるとシャリ感が適度に抑えられ、その代りにマイルドさが出て程よい音質に調整されます。当店の商材は基本的には天然素材を扱っていますので、多少のバラつきはありますが、安心してご利用頂けると思います。これからもどうぞご贔屓に宜しくお願い致します。この度はどうもありがとうございました。
0621. おすすめ度 ★★★★★ ショウボウ様 2013-02-16
他ではなかなか手に入らない商品がありいつも利用させていただいております。
なかなか儲からないかもしれませんが、頑張って商売続けてくださいね。
この度も当店をご利用頂きましてありがとうございます。当店はどちらかと言えばあまり出回っていないレアな商品やマニアの方にも興味を持って頂けるようなマニアックなものも意識して取り扱っています。商売としてパーツの販売だけでなくギターリペアも並行してやっていまして、かなりバタバタ状態です。ご支持を頂いているお客さまも多いので、これからも頑張ってゆきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
0475. おすすめ度 ★★★★☆ ギター弾き様 2011-06-12
Gibson J-45≠ノ装着しています。オリジナルのブリッジピン ( プラスティック )
と比較して、更にウォームな音になったという印象です。音量は少しダウンします。このまま、様子を見ようと思います。Gibson純正のブリッジピン ( ウッド ) は値段が高いので、助かります。
今回ご利用頂きましたボックスウッドは木材のブリッジピンの中でも一番柔らかい素材で、音的にもソフトで柔らかさが向上します。その影響で音量も下がる感じとなるのでしょうか。色的には白木系で明るめの色ですので、アクセントとして使うのも良いでしょうね。品質的にはギブソン純正のブリッジピンを比較しても遜色ないと自負しています。これからも見た目とサウンドの両面からピンをいろいろ試してみてください。どうもありがとうございました。
0273. おすすめ度 ★★★★★ J45様 2010-03-10
こんばんは。
ブリッジピン活用しております!
納品後にすぐに取り付けててみました。
以前はエボニー、タスクを付けて弾いてましたが、この白木のブリッジピンはベストマッチです!ギブソンが本来の音に戻った感じがしました。初めて聴いた路上の弾き語り親父のギブソンのようです。
感動です!
良い商品を有難うございます!
どうもこの度は商品に満足して頂きありがとうございます。ギターとブリッジピンは相性がありますよね。いろんなピンを試してみてベストなピンを見つけられたようですね。ギブソンJ-45らしい音ですか、一度拝聴したいですね。感動した時の音に再び出会えた時の感動が伝わってきます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します !
0234. おすすめ度 ★★★☆☆ ed様 2009-12-05
もう少し白いかと思った。
音等は良いと感じた。
このブリッジピンは白木仕様ですが、ご指摘通り「白色」と言うよりは「ベージュ色」に近い色と思われます。白木には違いないのですが、実際の色イメージが多少異なりますので、仕入先とも相談し色表記等を検討してゆきます。大変貴重なご意見、誠にありがとうございました !
0181. おすすめ度 ★★★★★ 渓遊子様 2009-06-08
予想していた通りの商品でした。
少し太かったのでペーパーで削って
加工しようと思っております。
商品を気に入って頂けたようでありがたいです。ピンが入らない場合はブリッジ穴を大きくするか、ピンを細くするかで調整が可能です。これからも宜しくお願い致します。
0139. おすすめ度 ★★★★★ ken様 2009-02-24
とっても気に入りました。割れ防止の為、亜麻仁油で仕上げました。黒いブリッジに対して、白木のブリッジピンはよいアクセントになります。また、音質もメローになりとっても聴きやすい音になりました。タスクと対照的な音です。
kenさんも既に実感されていることと思いますが、ブリッジの材質によってギターの音が変わりますよね。簡単に言うと、ウッド系は甘くメローな感じ、骨や角系はタイトでシャープな感じ、金属系はサステインが効いた重厚な感じでしょうか。ギターを好みの音に変えるてっとり早い方法の1つが、ブリッジピンの交換となりますので、多くの方にもトライして頂き実感して貰いたいたいと思います。タスクは中性的な感じでしょうか。まだ使ったことがないので興味はあります。
ブリッジピンについて
ブリッジピンの素材は比較的安価なものとしてはプラスチック、合成樹脂などがありますが、中級以上のギターにはローズウッド、エボニー、などの「木材系」、牛骨、水牛の角、象牙などの「骨・角系」が使われています。一般的にはピン素材の堅さによりギターの音色も微妙に変わってきます。「木材系」は甘くソフトな音色、「骨・角系」はシャープで輪郭がはっきりした音色になります。さらにブラスなどの「金属系」はシャリ感とサステインが効いたソリッドトーンになります。又、「弦溝」の入ったタイプと入っていないタイプがありますが、現在では弦溝が入ったタイプが主流です。装飾面では白蝶貝などのドットが入っているタイプと、何も入っていないタイプがあります。ギター全体の外観バランスを考慮して、好みで選べば面白いかと思います。ドットのあるなしで音に影響はほとんど無いと考えて良いでしょう。
ブリッジピンの調整について
ブリッジピンの調整については、まず、ブリッジの穴とブリッジピンのサイズが合うようにすることがあげられます。一般的にはブリッジ側で調整します。リーマーなどを使用して、ブリッジの穴を調整します。まずはピンが一番下までスムーズに入る大きさにします。次に弦を張った状態でさらに調整します。太い弦側では弦の太さでピンが十分に下に入らない場合があります。その場合は、ピンの溝を少し削って大きくします。
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